酒本和範
2015年3月24日 ·
今日3月24日は我が家にとっての記念日です。
もう4年も経ってしまいましたが、この日にSMAPの草彅 剛さんがStudioCheeseに取材に来られました。
この日は、我々だけではなく、塩屋の町が大騒ぎです。
私たち家族は朝日放送の地震関連番組(東日本大震災の年)の取材と聞かされていましたから、ニュースの特集だと思い込んでいました。
ただ、NHKのドキュメンタリー番組を撮っていただいた時もハイビジョンカメラが1台(3週間朝から晩まではりつかれてはいましたが)だったのに、今回はこの狭いスタジオに「カメラが4台入ります」と聞かされ、もしかして有名人が来る?、と家族内で予想を立てたりしていました。
事前取材の1回目(この時は事前取材が2回も入っています)に時に来られたディレクターさんの名刺に「いきなり黄金伝説」と番組名が入っていたことで、家内は、オードリーの春日さん、とか、よいこの浜口さんとか、芸人さんを予想、でも芸人さんならカメラ1台で仕事やっちゃうぞ!と、当日のカメラの数で却下。
娘が嵐の大野君のファンなので、嵐!と希望的予想するも、嵐さんはまだ若いし地震と赤ちゃん(私のライフワークの「生まれたての赤ちゃん1000人展」が取材の肝だったので)のつながりに合わないだろうと、却下。
私は、じゃあ、SMAP!、と予想するも、いやあ、うちにそんな大物はこないよ~、と却下。
(実は昔から私は家内にSMAPさんにはきっと会えるよ、と言い聞かせていました。何の根拠もないんですが、活動の方向性で会えそうな気がしていました。もちろん家内には「この大ぼら吹き!」と笑い飛ばされてはいましたが。)
息子は全然無関心で話には参加せず…。
最終的に、どんな方でも良いじゃん!という何とも脳天気な答えに落ち着きました。
そして、当日。
1枚目の画像に写っているように私は、とにかくそわそわしています。
当初、取材開始が午後の4時、と聞かされていましたが、前の取材が押して、実際の取材開始は午後5時半、私はスタジオの奥にセッティングされた椅子に座って待っていました。
「演者さん、そろそろ入られま~~す!。」とスタッフさんがインカムからの連絡で叫びます。
心臓がスタッフさんの大声でドキドキしていると、ス~(本当に浮いてるみたいでした)と草なぎさんがスタジオのガラスで素通しの玄関の向こうに、「くさなぎさん?」、と思うも、「まさかな~」、と心の中ではぶつぶつ。
娘と一緒にカウンターにいた家内は、私と同じ疑念を払拭すべく、
「こんにちは!」と声をかけます。
わたしにロックオン状態だったさん草彅さんはカウンタに向かい
「こんにちは。」
私はまた心の中で、「うわ~本物だ~。」(家内もそう思ったそうです。)
その後、私の目の前に歩いてこられて
「SMAPの草彅 剛です。今日はどうぞよろしくお願します。」と丁寧に
「写真家の酒本 和範です。こちらこそよろしくお願いします。」とお答えして、両手でがっちり握手。
その後、軽い打ち合わせが有って、赤ちゃんの写真を見てもらって(この時に草なぎさんがよく言うオーラのスイッチが入った瞬間を見ます)、そして取材開始。
ほぼ30分間カットは一切無しで、草なぎさんの気持ちのいい相槌と、キラキラした大きな目に吸い込まれそうになりながら、赤ちゃんのお話をします。
「は~いOKです!」チーフディレクターさんが、大きな声で。
しかし、草なぎさんは私から目を離しません、
「このままこっちを見ててください、次行きますよ。」
(声は出ていないはずですが、はっきりこう聞こえます。アイコンタクト!)
次の瞬間、草なぎさんは
「この虫の写真について、お話を聞かせてください!。」
それからまた30分以上、キラキラした目の少年 くさなぎ つよし が目の前に現れ、私は、虫撮りおじさんに。
赤ちゃんのお話の時にはとても落ち着いた青年だったのですが、虫の話を始めた途端、まんま子ども、このギャップの大きさに、ものすごい魅力を感じてしまいました。
「今日は本当にありがとうございました。」
と今度は草なぎさん自らカットをかけました。
私が大きな眼に吸い込まれそうな状態から解放された瞬間です。
こうして、1時間半ほどの取材をおえ、スタッフの方に、サインも写真もご遠慮下さいと聞かされ、「握手は良いんですか?」と家内は残念がりながら聞いていると、それを聞いてか聞いていないか解りませんが、草なぎさんが
「ご家族と一緒に写真を撮っていただいてもいいですか。」と本当に丁寧な口調でスタッフの方に声をかけてくれました。
で2枚目の画像のように私たちの元に記念の写真が残りました。
大きな見やすい画像でネット上でお見せできないのは、スタッフさんとのお約束ですのでご容赦ください。
お店に来ていただいた方々にお見せするのはOKです。と言ってもらいるので、興味のある方はお店にいらしてください。
私のうっとうしいお話付きでお見せしています!。(笑)
長文、ごめんなさい、でもこれでもホントは全然足りないんです。
やはり、どんな世界でも頂点に立たれる方はすごい!と言うお話でした。