酒本和範
2016年11月4日 · SMAP、そして草彅 剛さん。
本当に解散してしまうのでしょうか?、本当に寂しい事です。
1999年に初めて「生まれたばかりのあかちゃん1000人」展を開催したのですが、この時のコンセプトが、1000人の赤ちゃんがいれば1000の個性があって、「それぞれの個性が生きるような教育をして欲しい。」
でした。
そして、2003年ごろSMAPさんの「世界にひとつだけの花」が発表されて、きっとこの人たちも僕と同じ方向を向いてるなぁ、一緒に仕事ができたらいいな。と思い始めました。
このころ、家内には「SMAPには会えるよ、同じ方向を向いてるから!」
と言っては、「この大ボラ吹き!」とか「このビックマウス!」とか笑われたものです。
でも、私はいたって真面目にちゃんと確信を持って言っていました。
何年か経って、NHKのドキュメンタリー「誕生の喜び何時までも」と言う番組になって全国に紹介された頃には、紅白歌合戦に生まれたばかりの赤ちゃん達1000人の写真を飾って、
その前でSMAPさんに「世界にたった一つの花」を歌ってもらう!
という、目標を立てました。
これも、家内には大笑いされていました。
その後、小渕優子さんが少子化担当大臣をされていた頃、意見交換の機会をいただいって、大臣室にお邪魔した際にも、ポロっとこの話をしてしまい、大臣はきっとこのおっさん何を言い出すんだ、面白いなぁと思われていただろうと思います。
でも本人はいたって真面目です。(笑)
それからまた何年か経って、テレビ朝日のSmaSTATION!!で、草彅 剛さんがスタジオに取材をしに来てくれるのですが、これはさすがに私もビックリ、こちらから東京に出向いた時にお会いできると考えていたので、まさかSMAPの草彅さんの方から神戸に来られるとまでは思ってはいませんでしたので。
そして、この番組を見ていた伊勢丹のマネジャーさんが、「この人と一緒に仕事をしたい、と1年後には新宿伊勢丹で「生まれたての赤ちゃん1000人」展を開催することになります。
この時に国民的アイドルSMAPの発信力の凄さを思い知りました。
写真展の打ち上げの際には、伊勢丹の担当者の方に、
「世界中をリサーチ致しましたが、このような活動をされているのは、酒本さんだけです。オンリーワンです。だからこそ私どもは酒本さんを伊勢丹新宿に招致致しました。」
と言っていただきました。
やっと、自分自身がオンリーワンになれたと実感できた一言でした。
話は戻って、SMAPさんと同じ方向を向いて一緒に仕事をする。
そんな目標を持って、日々精進している方々も各界に結構おられるような気がしてなりません。
もちろん私もその一人です。
だからこそ、SMAPさんが解散すると言う事は、一つの目標が実現不可能になると言う事で、さらにいっそう悲しい気持ちになっています。
もちろん、メンバーの皆さんは個々の活動は無くならないと言う事なので、草彅 剛さんとの縁が切れたとは思いませんし、何らかの形で実現可能なこともあるかもかもしれませんが、
やっぱりSMAPさんがSMAPである間に一緒に仕事がしたい!。
50を過ぎた、SMAPファンのおっさんのつぶやきです。